
ステンレスキッチンに強みを持ち、システムキッチンはもとより、単体キッチンや業務用厨房什器等も製造販売しているメーカーです。
メーカーホームページでは ”キッチンから、笑顔をつくろう” というキャッチフレーズでキッチン専業メーカーを打ち出していますが、実は洗面台やお風呂も作っています。
クリナップでは「CENTRO(セントロ)」「STEDIA(ステディア)」「rakuera(ラクエラ)」「colty(コルティ)」というシステムキッチンのシリーズを揃えています。

コルティはコンパクトで基本的には賃貸住宅用と位置付けられているため、多くの一般住宅では「セントロ」「ステディア」「ラクエラ」の中から選択することになります。
ステンレスという素材は水・熱・強度に優れ、清掃性がよく非常に錆びにくいという特徴を持ちます。
そのような特徴が存分に生かされる場所の一つとしてキッチン・厨房が挙げられます。

そんなクリナップの強みを生かしたステンレスキッチンは「セントロ」「ステディア」となりますが、違いとしては、
- ステンレスキャビネットを選ぶ場合は「セントロ」「ステディア」
- セラミックワークトップを選ぶ場合は「セントロ」「ステディア」
- ドイツMiele社の食洗器を選ぶ場合は「セントロ」「ステディア」
- ガスと電気の2種類の熱源を使えるハイブリットコンロを選ぶ場合は「セントロ」「ステディア」
という差が… わかりにくいですねぇ。
「セントロ」と「ステディア」の違いを一言でいうなら「こだわり抜くのか、そうでないのか」というところ。
機能面の違いはさして大きくないものの、デザインテイストの違いに加えシンクやスライド収納の形状、収納金物の違いなどによる価格差が大きく、とことんまでこだわり抜いた最高級キッチンが「セントロ」、キッチンにこだわりを持つメーカーが作る代表作が「ステディア」という表現になると思います。
これは実物を見て触れてみないとわからないので、実際にショールームなどで確かめてみてください。
ただリフォームの際は木製キャビネットで幅広いキッチンレイアウトに対応しつつ、比較的安価な「ラクエラ」が実は一番人気という、なんだかオチのような話になってしまっています。
一見矛盾しているような状況ではありますが、クリナップシステムキッチンの基本性能の高さは木製キャビネットの「ラクエラ」にも存分に注がれ、デザイン・性能ともに過不足がないスキのなさが多くの方に選ばれる理由となっています。
長年キッチンを中心とした商品開発を進めてきたメーカーならではの堅実さと気遣いが存分に感じられる、非常に完成度の高い商品群が魅力です。
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